焼け太りとリーマンショック(2)

借金のタイミング2つめの例は、事故ではなく社会情勢の影響で、少ない借金でクルマを買い替えることが出来たという例です。
これは社会情勢ですので、皆さんの中には同じように得?した方や、もっと大きく住宅購入などでメリットを受けたことがある方もいるのではないかと思います。

(2)リーマンショック
まだ記憶に新しい言葉ですが、2008年9月に米国第4位の投資銀行リーマン・ブラザーズがサブプライム問題等で経営破綻し倒産。それをきっかけに国際的な株価暴落などの金融危機が起こったのがリーマンショックです。
日本もその影響を大きく受け、日経平均株価も9月12日の終値12214円から10月28日には一時は6000円台(6994.90円)まで下落し、1982年10月以来26年ぶりの安値と大暴落を起こしました。
世界同時株安と超円高による影響で、輸出大国である日本の、特に製造業は大打撃を受けて業務縮小や倒産が相次いでしまいました。
そんな中、大手製造業で技術部門に勤めていたBさんは、会社が大変なのは分かっていましたが幸い業務や給料に影響がなく、ただ早く業績が元に戻ることを望んで毎日の業見に励んでいました。
Bさんも大のクルマ好きであり、こちらも日本を代表するスポーツカーを持っていました。
そんなBさんもそれまで付き合っていた彼女と結婚することになり、それは嬉しいことでしたがBさんには一つ気掛かりなことがあったのです。
彼女もクルマやドライブ好きでしたが、持っている免許はAT(オートマ)限定なのです。Bさんが大事に持っているスポーツカーはMT(マニュアル)変速の走り屋仕様であり、そのままでは彼女は運転出来ないということです。
彼女にAT限定からMTでも運転OKのように免許を取り直してもらうか、自分がスポーツカーを手放してAT車に買い換えるか。
悩んだ結果、Bさんは大事なスポーツカーを買い換えることにしました。スポーツカーも10年近く経っており、結婚を期に気分を変えて新しいクルマもいいかな、とも思ったのです。
そしてそんな時のリーマンショックでした。
大事なスポーツカーから買い換える訳ですから、自分でも納得できるクルマにしたかったBさんはいろいろ検討した結果、輸入車の4輪駆動車にすることにしました。
安くない価格に多少の心配がありましたが、そこがリーマンショックです。
その輸入車ディーラーもクルマが売れずに大変な状態だったようで、10年落ちのスポーツカーが破格の下取り条件、新車の4輪駆動車も一声50万値引きで更にスペシャル金利のローンと至れり尽くせりで、Bさんも驚きました。
迷わずクルマを買い替え、BさんはAT車ながらも満足したクルマ生活を今でも過ごしています。
ただ誤算は、彼女が今度のクルマのサイズが大きいことを理由に、まったく運転をしないことです。買い替えなくてもよかったのか!

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